この言葉若者言葉の領域にあるとされるのは、その文化圏が多様な価値観を許容しているためである。この文化圏のコミュニケーション能力は他よりも鍛えられており、自分とは違った価値観でも「そういうのもアリ」とみなすことができるからである。

 年長の世代がそのように考えないのは、ポジティブに言えば、積み重ねた経験則に裏打ちされた確固とした価値観があるためであり、ネガティブに言えば、頑固者だからである。

 もちろん、年長の世代はこれを「自分の信念を持てない自信のなさの発露である」と考えることもできるが、その遠因は、教育と時代と、育っていく上で浴びてきたコミュニケーションメディアの量と、そして何より現在の生活上で一方的に意見をされる機会の多寡によるものであろう。

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