“ソ連国内の展開を観測する任務に
1919年5月23日に日本がフィンランドの独立を事実上承認して以降、フィンランドは日本に代理大使を駐在させることを検討し始めた。日本の地政学的位置が、ソ連東部における展開を見守る観測所としてふさわしいと考えられたのだ。ルードルフ・ホルスティ外相は、日本駐在フィンランド代表にはグスタフ・ヨン・ラムステッドを任命するよう主張する意を固めていた。ロシア革命と、アジアを横切る陸のルートがなかったせいで、新しいフィンランド代表にとっての唯一の選択肢は長い、時間のかかる海の旅に乗り出すことだった。
”