“会社を辞めて独立をして、見事に「土日」と呼ばれるものがなくなった。
というか、もともとオンとオフを分けて考えたことがあまりないので、土日もずっとオンではあった。
でも、サラリーマン時代、土日は基本的に「休み」だった。その「休み」がなくなったのである。常に仕事をやっている感じ。つまり、「忙しさ」という意味では、独立前より数倍忙しくなった。それまでもかなり忙しい方だったと思うが、それに輪をかけて忙しくなった。ただ、「疲れ」という意味では、サラリーマン時代の半分以下かもしれない。
そう、疲れにくいのである。
いや、物理的な疲れはもちろんある。かなりきつい。でも、たぶん精神的な疲れが激減したんだろうと思う。サラリーマンをやっている時の方が数倍疲れてた。「疲れた疲れた」といつも言っていた。たぶん、今は、基本的に「すべて自分で決めて動いている」せいなのだろうな。
自分で自分の人生を仕切っているので、日常的に他人に振り回されることが少ない。そして「他人の評価」をあまり気にして生きなくていい(サラリーマンは他 人に評価される職業だからね)。疲弊する会議とか不本意な仕事とか「やらされている感」があることが少ないのも大きい。よっぽどイヤならその仕事を辞めれ ばいいし。そういうのもあって疲れにくいんじゃないかな。そんなことを昨晩、ある店のカウンターで連れに話していたら、シェフが「私もそうです」と話に入ってきた。
自分で独立して店をやり出してから、ほとんど朝から深夜まで店で仕事をしている。でも疲れない。つらくない。
”
だけど、たまに友人の店にヘルプで入ることがあるが、そのときは本当に疲弊する。気疲れもあると思うが、「他人に使われる」のが疲れの原因なのだろうと思う。そんな話だった。