ではなぜ、事 実に反する説が「通説」として流布するようになったのでしょうか。学問的研 究ばかりでなく、数々のエピソードや社会‐経済的な事実まで幅広く検討し、 人びとが陥りやすい心理的錯覚について考えます。
高野陽太郎さんの名前はこの本で知りました。
「意味に関するシステム理論は,否定された項目は,否定の意識が強ければ強いほど,意識地平における自らの存在を主張してしまう,という事実を明らかにしてくれる。そこには,“否定が関心を呼び,関心が否定を呼ぶ”という自己強化的循環が見いだされる。その結果,皮肉なことに“関心も,最初の一歩は否定から”ということが生じ得る。むろん,これを『イヤよイヤよもスキのうち』という通俗的観念と混同してはならない。そうではなく,『強い否定』が積極的関心への第一歩を記しうること,ならびに,強い関心なくしては『強い否定』もありえないという論理関係だけが,問題なのだ。」
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“悪意をもって閉じ込められた部屋で、自分たちの存在を知らせる術(すべ)を持たずに生き続ける母子の、奇跡の物語である。後半、ストーリーが一気に動き出す展開からは目が離せない。
すべてがスリリングなこの作品のなかで、もっとも工夫されているのが子どもの語りだろう。もしこれが母親目線の語りだったら、印象は全く異なるものになっていたと思う。5歳相応の間違いだらけの英語文を翻訳するのは技術的にも大変そうだが、その苦労がみごとに実った、ユニークなテクストだ。”
部屋 [著]エマ・ドナヒュー - 松永美穂(早稲田大学教授) - 書評 - 書評・コラムを読む - BOOK asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
「監禁されているという事情を知らず、母親を独占して過ごす彼の日々は、単調でこそあれ、けっして不幸ではないのだ。」
“曰く、年輩者による若者論は、都合のよい批判対象である若者を使った自分語りであると。若者を心配するふりをしながら、実際には不安なのは彼ら年輩者であり、閉塞感が蔓延する現在の状況がさらに進んだとしても、困るのも彼ら自身ではないか、と。何せ自分たち若者は、ニコ動とモバゲーと、あとは日々食える程度の収入と仲間がいれば幸福と感じることができるのだから、将来が不安ならば、社会を変えたければ、若者に頼らず自分たちでやれ、と。
なんとも痛快ではないか。「本書」は、やや「刺激的」なタイトルのせいもあって、多くの共感とともに反発も呼んだらしい。しかし、わたしに言わせれば、これはまさに慧眼だ。若者たちの心配をするようなことを言っていても、わたしたちはまず自分たちのことが心配なはずだ。そうした「隠された本音」を「本書」はずばりと突いている。だからこそあれほどの反発を呼んだのではないか。通俗的若者論のロジックをそのまま使って切り返すあたりも、見事というしかない。”
“髙橋民訴上766頁「和解の勧試が,裁判官が判決を書きたくないからだと当事者の目に映ることのないよう注意しなければならないであろう。」「難しい事件であるため判決が書きにくく,それゆえ和解を強く勧める裁判官がいるという指摘は,よくなされるところである。」”
岡口基一裁判官。
to:
『代替医療のトリック』 では繰り返し代替医療を信じる人が増えてる、市場が拡大していることが述べられる。僕は、ここに強く興味を持った。代替医療には、現在生きている人を惹き 付ける何かがあるのだ。僕は、それが何なのかを知りたい。それがわかれば儲かる。生活と会話ができる。何が人を信じさせるのか。その信じさせる何かは転用 できないのか。転用されているのか(オーディオマニア/ソーシャルゲーム/健康食品/レストラン/宗教)。僕は、人に、聴けばわかると思う(聞/訊ではな く)。著者たちは無知が根本原因だと思い込んでいるが、僕はそうは思わない(憶測)。本を書く前に、まず徹底的に聴くべきだったと思う。本に力を持たせよ うとするならば。内輪うけでなく、言葉を越境させ、会話を成立させようとするならば。未開の土地へ行き迷信を改めようとする行為の難しさ。宝くじ売り場に 来る人に還元率を説明して思いとどまらせることの難しさ。人間の中で、何千年という時間変わらない大きな力が働いている。それが仮想だと思う。
“専門書論文を読んでこそ、一般向けの本の含意がよく分かりその面白さに気づける。例えば、永田秀樹他「基礎から学ぶ憲法訴訟」は(意味上の)一部違憲を押している(34頁)が、辻村長谷部「憲法理論の再創造」200頁を読んで永田先生が古くから部分無効を議論されていたことを知り、得心がいった。”
アニメキャラが行列を作る法律相談所発売中さん。
“「黙読という読み方が初めて書物に記されたのは12世紀」「それまで本を「読む」ことは「音読すること」すなわち「聞く」ことだったが、黙読の技術の一般化によって、書き文字は「発話」から独立した」 / “「読む」を変えた10の出来事 – 読む…” htn.to/y5uZfW”
西岡さん。
“大賛成! もっと日本の作家が自炊や電子書籍をガンガン否定して下さい
以前、音楽業界でも同じ事がありました
CDから音楽を吸い出し、携帯用プレイヤーで聞くという文化、まさに自炊と同じです、
がはじまった時です。
これに反対したのが日本の音楽業界と作曲家達
その結果、日本の大手家電携帯プレイヤーは自炊音楽が全く再生出来ませんでした。
結果数年後に自炊音楽が再生出来るappleのiPodに全てを奪われました
そのかわり我々は音楽を海外を通してですが格安で買えるようになりました岩崎さんを始めとする旧来の人達が新しいものを否定すればする程
”
国内の電子書籍文化は遅れ、海外が日本の出版を牛耳るようになるでしょうが
1読者としてはその方が安くかつ、便利に使えるようになるのが分かってるので
ガンガン反対して国内電子書籍文化の発展を押さえてください!