「意味に関するシステム理論は,否定された項目は,否定の意識が強ければ強いほど,意識地平における自らの存在を主張してしまう,という事実を明らかにしてくれる。そこには,“否定が関心を呼び,関心が否定を呼ぶ”という自己強化的循環が見いだされる。その結果,皮肉なことに“関心も,最初の一歩は否定から”ということが生じ得る。むろん,これを『イヤよイヤよもスキのうち』という通俗的観念と混同してはならない。そうではなく,『強い否定』が積極的関心への第一歩を記しうること,ならびに,強い関心なくしては『強い否定』もありえないという論理関係だけが,問題なのだ。」
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『代替医療のトリック』 では繰り返し代替医療を信じる人が増えてる、市場が拡大していることが述べられる。僕は、ここに強く興味を持った。代替医療には、現在生きている人を惹き 付ける何かがあるのだ。僕は、それが何なのかを知りたい。それがわかれば儲かる。生活と会話ができる。何が人を信じさせるのか。その信じさせる何かは転用 できないのか。転用されているのか(オーディオマニア/ソーシャルゲーム/健康食品/レストラン/宗教)。僕は、人に、聴けばわかると思う(聞/訊ではな く)。著者たちは無知が根本原因だと思い込んでいるが、僕はそうは思わない(憶測)。本を書く前に、まず徹底的に聴くべきだったと思う。本に力を持たせよ うとするならば。内輪うけでなく、言葉を越境させ、会話を成立させようとするならば。未開の土地へ行き迷信を改めようとする行為の難しさ。宝くじ売り場に 来る人に還元率を説明して思いとどまらせることの難しさ。人間の中で、何千年という時間変わらない大きな力が働いている。それが仮想だと思う。
“「怒ってる?」の回答。「怒ってないよ」「大丈夫」→ぜんぶ怒ってる。 「え?なんで?」→怒ってない。”
daichiさん。
“おっさんには、細かい仕事の話をするのはやめた。そのかわり、なんでもいいから定期的に売場を見て、いま店内のどこに何人くらいの客がいるのか把握しろ、ということを強制した。横に付き添いながら「いまお客さんどれくらいいますか?」「雑誌のあたりで立ち読みしてる人って、どんな人だかわかります?」などだ。
もちろん、仕事のペースは落ちる。店内を見るたびに、前にやっていた仕事が中断してしまい、別のことを始めるからだ。それでも根気よく、それを……あー、4時間くらいかな、続けた。
結果、仕事の能率は、最終的にはケタ違いに上がった。
本人曰く「いつごろレジにお客さんが来るのかわかるようになった」とのことだ。
とはいえまあ、こんなのは一時的なもので、放っておけばまた店内は見なくなるだろう。だけど、方法はわかった。
同時にもうひとつわかったことがあって、俺が店長やってる店では、どっちかっていうと気の弱い、神経質なくらいの子が最終的には仕事ができるバイトに「化ける」ことが多い。それって、俺自身が本来は引きこもり傾向の強い人間で、比較的そうしたタイプのフォローが上手で、そうしてるうちに本人が「自分にもできることがある」的な自信を持つことに理由があるんだろう、と思ってた。「この職場でなら、自分もやれる」ってのは、つまり帰属意識につながるわけで、それを持った人間は仕事において大きなモチベーションを持ちうる。
もちろん、そうした理由も大きいんだろうけど、もうひとつ。そうした子って、本質的に「自分の周囲でなにが起こってるか」ということについてえらい神経質なことが多い。原因のボジネガの違いはあれ、現象としては「視野が広い」ということになる。
”
“新しい発想を得るにはデータで遊ぶという方法もある。
ある看護士はさまざまなデータを集めて遊んでみた結果、あることに気が付いた。
それは廊下の左側にある部屋の患者の方が、右側の部屋の患者より早く退院するというデータであった。
部屋の割振りはランダムに行われていたにもかかわらず数年にわたってこの傾向が見られていた。
そこで違いを調べてみると、左側の部屋からは綺麗な景色が、右側の部屋からは駐車場しか見えない、ということが判明した。
そこからその看護士は魅力的な景色を見せることで患者の治療を助けるイメージ・セラピーを考え付き、その部門を作り出すことに成功したのだ。
”
“本当は、この味覚分布地図の説が間違っている事は、濾紙ディスク法などの味覚検査法を用いれば簡単に確かめられるはずなのです。
しかしどういうわけか、この先人の論文がそのまま検証もされず引用され続けてきてしまったのです。
今ではさすがに間違いとされているので、学校では教えていないと思いますが、一度学校でそう教わってしまうと、なかなか「実はそれは間違いだったんだよ」と教え直してくれる機会も無いので、いまだにその味覚分布地図を正しいと信じている人はかなりいると思います。
実際に、今でも堂々と掲載しているサイトも見受けられます。
そうした分野に携わっていない一般の人が、その間違った知識を修正できる機会があるとすれば、テレビ番組などの情報ぐらいでしょう。
実際、無駄知識を紹介するというテレビ番組『トリビアの泉』でも、ガセネタとして紹介され、間違いを正された事があります。(ガセビアの沼・No.0014)。
というわけで、味覚は舌のどの部分でも同じように感じます。”
“将来の目標などに関する心理テストを京大生に実施。ニートやひきこもりになる高リスク学生と低リスク学生に分類し、分類された107人に失敗や成功後のやる気についての実験をした。まず言語の問題を解かせた後、成功か失敗かを伝え、その後、最初の問題と似た問題を渡し、どれだけ持続して取り組むかを調べた。失敗と伝えられた場合、低リスク学生は持続時間が約10分間だったが、高リスク学生は約6分間だった。”
“経済学者「人は常に合理的な決断をする」への神経科学者からのツッコミ「主観的価値は人に拠って異なる」その主観的価値を決定する脳の構造を特定しようとするアプローチ。まだ試行錯誤中。 / “神経科学がもたらす経済学の大きな革命――ロバート・…” htn.to/MfwGk7”
西岡さん。
“ホモに厳しい人はホモの友達がおらんのでしょう。在日に厳しい人は在日の友達がおらんのでしょう。ニートに厳しい人はニートの友達がおらんのでしょう。鬱病に厳しい人は鬱病の友達がおらんのでしょう。障害者に厳しい人は障害者の友達がおらんのでしょう。実態を知らんのでしょう。”
鞭振るう無知。
“モルガン・スタンレーの社員だけは、ヘルメットをかぶって、猛烈な勢いで階段を駆け抜けて降りて千人ほどが助かっているが、それはなぜなのか。
ベトナム戦争帰りのリック・レスコラという頑固一徹の警備員がいて、社員を「ちんたらするな!」と怒鳴りつけながら避難させていたからだ。
軍人上がりのリック・レスコラは崩壊するビルから逃げず、最期まで人々を助けようとして残ったので犠牲者のひとりとなった。
しかし、人々が何が起きているのか自覚していない時に、兵士独特の嗅覚で「重大な危機が訪れた」ことを悟っており、死の覚悟をして、妻に最後の別れの言葉を電話で言っていた。分かっていたのだ。
リック・レスコラは1993年の貿易センタービル爆破事件でも、従業員を救済していた。軍人は、まったく正常性バイアスのワナにはまることはない。戦場で正常性バイアスのワナにかかると死ぬからだ。”
正確には「修羅場をくぐりぬけて生きて帰った軍人は」ですかね。